作業療法士

作業療法士という仕事のメリットとデメリット【現役作業療法士が教えます】

これから作業療法士を目指そうと思っているけど、この仕事ってどんなメリットやデメリットがあるの?

実際に働いている人から知りたい。

 

こんな疑問を解決します。

 

この記事はこんな方におすすめ

  • これから作業療法士の学校に入学しようとしている人
  • これから作業療法士になる予定の学生

これから作業療法士になりたい人やこれから作業療法士を目指す学生の人に向けて、実際に10年間様々な所で働いてみて気付いたメリットとデメリットを紹介していきたいと思います。

働く前にメリットやデメリットを知らないと、実際になった時に「なんかイメージと違うな・・。」「こういう仕事だったら違う仕事を選べばよかった・・。」と失敗してしまうかもしれません。

本記事を読む事でこれからあなたが作業療法士として働いていくためのイメージが持ちやすくなり、仕事をしていくライフスタイルが考えやすくなります。

本記事の内容

  • 作業療法士のメリットとデメリット
  • メリットとデメリット以外に気付いた事

 

本記事の信頼性

  • 県外の専門学校に卒業。
  • 2010.4月に作業療法士免許取得。
  • 回復期病院、急性期総合病院、訪問・通所リハビリ、介護老人保健施設での業務を経験。
  • 転職経験複数あり。
  • 現在はクリニックで仕事をしながらブログを書いています。

 

ゆう
個人的な意見が多めの記事になっているので、参考程度に読んでみて下さい。

 

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作業療法士になって感じたメリット

まずは、実際に10年間働いてみて感じたメリットを紹介していきます。

メリット

  • 安定している
  • 昼間に働く事ができる
  • 専門職のスキルが手に入り、体の事に詳しくなれる
  • 人によく感謝をされる
  • 医療従事者と結婚しやすい

1つずつ解説します。

 

安定している

作業療法士などのリハビリ職は求人状況や休日が安定しているので、あなたにあったライフスタイルに合わせて働く事ができます。

  • 国家資格なので全国どこに行っても仕事がある。
  • 有給が自由に使える。(場所によっては職場都合で使わされる事もある)
  • 年間休日数が比較的多い。

国家資格のため仕事がないという事はありません。全国どこに行っても仕事はあるので好きな所で働く事ができます。

沖縄移住してのんびりとリゾート生活しながら、、、というのも現実的に可能です!

休日については、基本的に休めないという事はないので、子供の行事にも参加も可能で子育て世代でもライフスタイルを安定させながら働けます。

ゆう
僕も子育てをしながら働いています。

 

昼間に働く事ができる(場所によっては転勤や当直もあります。)

作業療法士は夜勤は基本的にはありません。

同じ医療従事者である看護師の場合は、夜勤が多く生活リズムが不安定なので仕事中心のライフスタイルになってしまいがちですが、作業療法士は夜勤がないので日々の生活が崩れにくいため、仕事とプライベードの両立が図れます。

ライフスタイルが崩れるのが嫌な人はにはおすすめです。

 

専門職のスキルが手に入り、体の事に詳しくなれる

作業療法士として働くとたくさんのスキルを手に入れる事ができます。

作業療法士として働くと得られるスキル

  • 患者へのリハビリ指導スキル
  • コミュニケーションスキル
  • ライティングスキル
  • 病気や薬についての知識
  • 健康的な体を作っていくための知識

患者と関わる仕事なので、患者への治療技術が得られるだけでなく、リハビリについてのインフォームドコンセントをしていく中でコミュニケーションも鍛えられます。

作業療法士に限った事ではありませんが、医療従事者は書類を作成する機会があり、ライティングスキルは働いているだけでも少しずつ身につきます。

多くの疾患に触れるため病気・薬の知識や筋トレやストレッチなどの身体を鍛える知識を得る事が出来ます。

家族や友人にも正しい医療知識で関わる事が出来ます。

こういったたくさんのスキルを作業療法士として働くと身につけられるため、スキルアップを目指したいと思う人はおすすめです。

 

人によく感謝される

患者とのリハビリを行っていくと、本当にたくさんの感謝の言葉をもらえます。

人のためになる事をすると、社会的な役割が得られるだけでなく、仕事へのモチベーションも保ちやすく、自信を持てるようになれます。

ゆう
作業療法士になって本当に感謝の言葉をもらう機会が増えました。

 

医療従事者と結婚しやすい

作業療法士は日々の業務で医師や看護師等の医療従事者と触れる機会が多い仕事です。

そのため自然と医療従事者との人間関係が構築されやすいので、そのまま結婚に至るケースは本当に多いです。

あなたが将来、医師や看護師等の医療従事者と結婚したいと考えているのであれば、なってみてもいいかもしれません。

ゆう
僕も実際に看護師の妻と結婚しました。

 

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作業療法士になって気付いたデメリット

次に10年間で様々な所で働いてみて気づいたデメリットを紹介していきます。

デメリット

  • 思ったよりも給料が低くほとんど昇給しない
  • 常に勉強をしないとスキルが磨けない
  • どこにいっても残念な上司がいて圧力をかけられる
  • モチベーションの維持が難しい

1つずつ解説します。

 

思ったよりも給料低くほとんど昇給しない

医療従事者というと給料が高いイメージを持つ人がいますが、実は給料面は正直よくないです。

  • 作業療法士の平均年収は400万程度で日本のサラリーマンの平均年収よりも低い。
  • ほとんど変動はなくほぼ横這い
  • 昇給は年で1000円〜5000円と記載されている事が多くあまり期待できない。

2010〜2020年の年収推移をみるとあまり変動はありませんが、徐々に減ってきている傾向があるため、今後も給料は上がりにくいと言えます。

役職につくと数万円ほどの手当が付きますが、少なくとも10年近くは勤めないとなれないので、なかなか簡単ではないです。

ハローワークなど求人情報によっては入職時の給料がよく見えるものもありますが、代わりに退職金がない、福利厚生がとても手薄な場合があります。

1つの収入源だけでは、結婚して子供を育てていくとなると生活の余裕はあまりないので、副業や結婚相手にも働いてもらう事が必要です。

 

勉強をしないとスキルを磨けない

患者の怪我や病気は十人十色なので、機械作業のように1度覚えたらOKという事はありません。

患者にとって、ベストなリハビリを提供していくためにも日々の勉強やスキルアップは作業療法士として働いていく以上は欠かせないものとなります。

ゆう
10年以上働いていますが、今でも日々勉強しないといけないなと感じてます。

 

どこにでも残念な上司がいて圧力をかけられる

これはどの職場にも言えますが、ドラマに出てくるような素敵な上司がいる職場環境ははっきり言って存在しません。

雑な仕事をする上司からの不当な圧力は多かれ少なかれあるため、ある程度のストレス耐性が必要です。

もちろん素敵な上司の方もたくさんいるので、悪い人は反面教師だと思って乗り切れれば問題はありませんが、どうしても嫌であれば、転職を考えるのも1つの方法です。

 

モチベーションの維持が難しい

日々の仕事が安定している代わりに、徐々に慣れてくると手を抜いた仕事をする療法士がいるのも、また事実です。

そういった人達の輪に取り込まれてしまうと、仕事のモチベーションが下がりやすくなります。

仕事とプライベードを割り切る事はもちろん大切ですが、患者への対応に支障が出るようになってしまうと本末転倒です。

周りの影響を受けやすい人は注意が必要です。

 

作業療法士として仕事を10年継続してみて気づいた事

次はメリットやデメリット以外に気づいた事を紹介します。

  • 同じ職場でずっと働いている人って少ない。
  • 先輩であっても、しっかりと勉強してスキルを磨けば追い抜ける
  • 他の仕事もした方がいい(医療分野以外でOK)

解説していきます。

 

・同じ職場でずっと働いている人って少ない。

僕は今までで2回の転職があり、5箇所で働いた経験があります。

過去に勤めていた職場で1箇所に残っている人は少なく、たまに会いにいくとほぼ人員が入れ替わっている状態です。

これは作業療法士に限らず、医療職の場合は転職率がとても高い傾向があり、人によっては1年目でも辞める人がいるぐらいなので珍しい事ではないみたいです。

 

・先輩であっても、しっかりと勉強してスキルを磨けば追い抜ける

作業療法士などのリハビリ職の場合は日々の患者とのリハビリをいかに真剣に考えて取り組めるかが重要になります。

経験が浅い療法士でも優秀な人はたくさんいますし、ベテランでもダメダメな人もたくさんいます。

どちらの色に染まるかによって将来の自分の姿が違ってくるので、後輩に抜かされないように努力が必要です。

ゆう
後輩に追い抜かれないようにといつも焦っています。

 

・他の仕事もした方がいい(医療分野以外でOK)

医療従事者の人はクローズな中で仕事をしているため、情報に疎かったり、視野が狭いケースが多いです。

仕事が安定していればいいですが、体が主体の仕事なので将来的にキツくて働けなくなるリスクがあります。

若いうちにリハビリ職以外にも触れておき、視野を広げた仕事展開が出来ると将来のリスクヘッジとなります。

ゆう
医療分野以外でもいいので、副業もチャレンジしてみましょう!

※場所によっては副業禁止の職場もあるので、やる場合は職場の許可を得ましょう。

 

まとめ

いかがだったでしょうか?

イメージ通りと思った人もいれば、微妙な仕事と感じる人もいたと思います。

作業療法士の仕事は対人間での仕事なので、ある程度のモチベーションがないと続けていく事自体が難しいです。

ストレス環境の中で働きながら日々の勉強やスキルアップをする必要が出てきますが、反面自分自身を高めていくにはとてもおすすめの仕事です。

最後に僕自身が作業療法士になってよかったと思う理由を紹介していきます。

よかったと感じる理由

  • 人にはなかなか得られないスキルや経験が得られる
  • スキルや知識を活かして自分自身や家族をを健康に出来る
  • たくさんの患者や介護サービス利用者の力になれる存在になれた
  • どこの病院でも働ける様になったので、就職先には困らなくなった

メリットとデメリットはあくまでも個人的な感想なので、すべての人には当てはまらないかもしれませんが、これから作業療法士を目指す人、興味がある人の参考になれば幸いです。

それでは。

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