作業療法士

【スキルアップしたい人必見!】作業療法士1年目で勉強をするべき事

作業療法士の1年目なんだけど、どんなことを勉強するといいのか教えてほしい。お得に勉強が出来る方法も知りたい

という疑問を解決します。

 

作業療法士の1年目になると、新しい環境で期待に胸を膨らませており、仕事へのモチベーションが高い人が多くいます。

1年目のうちにしっかりと勉強を積み上げおけるかどうかで、その後の作業療法士として生きていく上で大きな差が生まれてきます。

初めて医療の世界に飛び込んだあなたは1年目でどんなことを学びたいかしっかりとしたイメージがありますか?

これに「YES」と答えられないのであれば注意が必要です。

とりあえず、何もわからないから目についた事に何でも触れていけばいいという考え方や友達に誘われたからという理由で勉強をしていく場合、あなたにとって重要ではないものに高額なお金をかけてしまうリスクがあります。

ただでさえ、1年目ではお金がないにもかかわらず、必要性の低いものに高額な勉強にお金を失ってしまうと、その後のライフスタイルにも影響を与えかねません。
ゆう

今回は実際に作業療法士として働いてきた経験の中から、1年目の作業療法士のあなたが勉強をするべきものとその理由を紹介していきたいと思います。

また記事の後半では逆に勉強をするべきではないものについても解説していますので、ぜひ読んでみて下さい。

本記事の内容

  • 勉強をする際に気をつけること
  • 勉強するべき事
  • 勉強するべきではない事

 

本記事の信頼性

  • 筆者は現役10年目の作業療法士
  • 初めての就職は総合病院、その後転職を2回経験して現在は外来クリニックに勤務
  • 数多くの新人作業療法士や作業療法学生を指導経験あり。

 

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勉強をする際に押さえておくべきポイント

作業療法士1年目で勉強をする際に気をつけた方がいいポイントは以下になります。

勉強をする際のポイント

  • 学ぶ目的をしっかりと持った上で勉強をしよう。
  • お金をかけなくても勉強は出来る
  • 意味のある勉強をしよう
  • 学ぶ目的をしっかりと持った上で勉強をしよう。

まず大切なのが、あなたは何の為に何を学びたいのかをしっかりと具体的なイメージを持った上で勉強するべきものを選択する事です。

日々のどんな臨床の中で感じた疑問に対してどんな物が必要で、そのために何を学びたいのかをしっかりと考えなければ、あなたが勉強をするべき事に気づく事が出来ません。

今のあなた自身が何のために勉強をするのかをしっかりと考えた上で必要な勉強を選択していきましょう。
ゆう

 

お金をかけなくても勉強は出来る

作業療法士として働いていく上で日々の勉強はとても大切です。

勉強というと「勉強会に参加する」「セミナーを受ける」「参考書を買う」といった事をイメージするかもしれませんが、日々の業務の手順や患者と関わる事で求められるコミュニケーションスキルや臨床の組み立て方、リハビリで扱う道具の扱い方、評価の取り方等も大切な勉強のひとつです。

1年目の場合は、セミナーや参考書などお金をかけた勉強方法をするよりも、病院の業務の中で学べる事をしっかりと吸収して患者へのリハビリが提供出来るようになる方が大切です。

 

意味のある勉強をしよう

勉強会やセミナーへ参加する際に「先輩に誘われたから、友人が行くから勉強会にいくから」という事がきっかけである事はよくあると思います。

もちろん、そういった事がきっかけで成長する場合もあります。

しかし、あなたがあまり必要としていない勉強を周りに流された理由でしているのであれば、何も得られずに大切な時間やお金を失ってしまう可能性もあります。

臨床現場での疑問の解決や今の自分では足りない視点を得るためにセミナーや勉強会に参加する事で勉強に意味が生まれます。

せっかくお金や時間をかけても得たものが臨床現場に活かせなければ、一時の自己満足にお金を払っただけと同様となります。

自己満足の勉強にならない為にも、何のために勉強をするのかという意味を持った勉強を心掛けましょう。
ゆう

 

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おすすめする勉強

基本的におすすめする勉強は、日々の業務の中から学べるものばかりとなります。

おすすめしたい勉強は以下になります。

  • 解剖学、生理学、運動学の復習
  • 病気や怪我について勉強
  • バイタルデータとLABOデータの勉強
  • オンラインでの勉強

1つずつ解説します。

 

解剖学、生理学、運動学、評価方法の復習

まずは解剖学や生理学、運動学、評価方法の復習をしましょう。

解剖学や生理学、運動学は患者の評価をする上で基本となるスキルであり、評価した情報から患者にとってベストなリハビリを考察していく事が作業療法士として働いていく上ではとても重要です。

評価についても教科書や学生同士での練習のみで実際の患者に実施した経験値はまだ乏しいと思われます。

復習をおすすめする内容

・関節の動き方
・全身の筋力の名前と場所
・評価する方法(ROMーT、MMT、高次脳機能評価など)

正確でスムーズな評価が取れる様になれると日々の業務効率が向上するだけでなく、患者との信頼関係を作る事にも繋がるので繰り返し勉強して、実践できるようになりましょう。

ただし、国家試験の時とは違うのでただ覚えるだけでなく、臨床現場で必要になった内容を復習するようにしましょう!

 

病気や怪我について勉強

臨床現場では、多くの疾患名や傷病名に触れる事になります。

傷病名がわかるだけでも事前に多くの情報を把握する事ができるだけでなく、その患者との関わり方や関わる際のリスクまで予測する事が可能になります。

現在ではインターネットでも傷病名については勉強する事が可能で、無料で文献を読む事も出来ます。

1年目の時は出来るだけ多くの疾患に触れておく事で、その後の臨床で大きな自信に繋がります。

先輩からもたくさんのバックアップが得やすいので、どんどん多くの病気や怪我について勉強をしていきましょう。

 

バイタルデータとLABOデータの勉強

主には急性期病院でこれから仕事をしていく場合にするべきものですが、回復期病棟や介護現場でのリハビリでもバイタルデータやLABOデータから情報が読み取れる力は安全にリハビリを進めていく上ではとても重要です。

1年目のうちにデータが読めるようになれると、事前に患者とのリハビリ時に注意するべきリスクを回避する能力が備わります。

最低限でも読めた方がいいデータの項目は以下になります。

  • 血圧(BP)
  • 脈拍(PR)
  • 酸素飽和度(SPO2)
  • 心拍数(HR)
  • 炎症反応数値(CRP)
  • 血色色素(Hb)

他にも大切な項目はたくさんあるのですが、まずは上記の6つを覚えましょう。

どの項目も異常値が出たらリハビリ自体を行うべきではない場合があるものとなります。

他にもリハビリを行なっていく際には、アンダーソンの基準もしっかりと覚える様にしましょう。

アンダーソン・土居の運動基準(部分抜粋)

I. 運動を行わないほうがよい場合
1) 静時脈拍数 120拍 /分以上
2) 拡張期血圧 120mmHg 以上
3) 収縮期血圧 200mmHg 以上
4) 心房細動以外の著しい不整脈
5) 運動前すでに動悸、息切れのあるもの

II. 途中で運動を中止する場合
1) 運動中、中等度の呼吸困難、めまい、嘔気、狭心痛などが出現した場合
2) 運動中、脈拍が140泊 /分を越えた場合
3) 運動中、1分間10回以上の期外収縮が出現するか、または頻脈性不整脈(心房細動、上室性または心室性頻脈など)あるいは徐脈が出現した場合
4) 運動中、収縮期血圧40mmHg以上または拡張期血圧20mmHg以上上昇した場合

III. 次の場合は運動を一時中止し、回復を待って再開する
1) 脈拍数が運動時の30%を超えた場合。ただし2分間の安静で10%以下に戻らぬ 場合は、以後の運動は中止するかまたは極めて軽労作のものに変更する
2) 脈拍数が120拍 /分を越えた場合
3) 1分間に10回以下の期外収縮が出現した場合
4) 軽い動悸、息切れを訴えた場合

バイタルデータやLABOデータを読めるようになり、安全を確保した状態でリハビリが提供出来るようになりましょう。

 

文章の勉強

作業療法士として働いていくと、臨床業務以外に多くの書類業務があります。

書類は他院との連携を築く上では大切なものであり、適当に作ってしまうとその後の信頼関係を崩してしまう事にもなります。

書かなければならない書類は病院によって異なりますが、基本的には人が読む物となるので読み手の求めている情報を書けるように勉強をしていきましょう。

文章の書き方についてどうやって勉強するのかがわからない場合は、文章を書いていく上での必須ポイントがしっかりと学べる下記の本がおすすめです。
ゆう

 

オンラインでの勉強

勉強会にどうしても参加したい場合はオンラインセミナーやSNS、YouTubeでも学ぶ事が出来ます。

無料のものや有料であってもわずかな費用で講義を受けられるものあります。

またテキストの購入の際にはnoteなどで無料で読めるものから学び、それでも足りない物をテキストを購入して勉強するのがおすすめです。

「勉強=高い費用がかかるもの」というのは、現代の時代では当たり前ではなく、逆に無料でハイクオリティな講義が受けられる等が常識となりつつあります。

僕が主に情報収集の際に参考にしている先生を何人か紹介します。

どの方もTwitterやYouTubeなどのSNSを運営し、note等で無料または格安で情報提供している方たちなので参考にしてみて下さい。

おすすめする先生

  • 竹林 崇さん(@takshi_77):YouTubeやnote主に脳卒中後の上肢麻痺分野の情報を発信している大学教授
  • かずひろ先生(@goukakuouenman):zoomを使ってオンラインで解剖学が学べる講座の運営者。主に解剖学分野を主に学べる
  • 庵野 拓将さん(@takumasa39):筋トレに特化したリハビリmemoというブログの運営者。科学的な視点から筋トレを学べる

オンラインでの勉強をフルに活用して、お得に勉強をしましょう。

 

おすすめしない勉強

作業療法士1年目で特にしっかりとした目的がないのであれば、以下の勉強はおすすめしません。

おすすめしない勉強

  • セミナー(県外などに行き、高い費用を出すもの
  • 勉強会への参加(高い金額を出すもの)
  • 講習会(手技に関するものも含む)
  • 参考書の購入して勉強する

作業療法士1年目であれば、これらの事にお金や時間をかけるぐらいなら実際の臨床現場で学ぶ事をもっと優先しましょう。

セミナーのテキストで知識のインプットをしていく事は大切ですが、臨床現場で学んだ事をアウトプットしていく事は更に大切です。

現場で学びたいものが、はっきりと見つかった時にセミナーへの参加やテキストの購入をする様にしていきましょう。

 

まとめ

今回は作業療法士1年目で勉強するべき事について、ご紹介してきました。

1年目で勉強した事は、これから作業療法士として仕事をしていく上で、とても重要な基盤になります。

新人の時の貴重な時間やお金を有効的に使い、作業療法士としてスキルアップを図っていきましょう!

 

ここまで読んでくださりありがとうございました。
ゆう

それでは!

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